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校長室より(校長講話)


2019年03月22日修了式修了式あいさつ
2019年03月11日全校朝会東日本大震災から8年
2019年02月25日全校朝会3月の過ごし方を意識して
2019年02月19日全校朝会地域の皆さんに支えられて
2019年01月22日全校朝会素晴らしい平成最後のアートミュージアム
2019年01月15日全校朝会みんなの良さを見付ける展覧会に
2018年12月25日全校朝会2学期終業式
2018年12月17日全校朝会今年の漢字
2018年12月10日全校朝会互いの良さや違いを認め合い…
2018年11月26日全校朝会人権とは?

201903/22修了式

修了式あいさつ

 今、みんなに修了証を渡しました。4月から学年が一つあがります。クラス替えの学年も、

そのまま持ち上がりの学年もあります。担任の先生が変わるクラスもあれば変わらないクラスもあります。異動する先生もいらっしゃれば新しく入ってくる先生もいます。

 人と人とのつながりについて話をします。この楽器を知っていますか?そうですクラリネットですね、クラリネットやオーボエという楽器は木管楽器といいます。もくとは木のことです。木管楽器の材料にグラナディラという木があります。

 この木はアフリカの木なのですが、伐採で数がどんどん少なくなっています。

 楽器メーカーのヤマハに入社した仲井さんという人は準絶滅危惧種に指定されたこのグラナディラという木の代わりを研究することになりました。彼は大学で森林科学を学んだのですが、研究の結論は「替わりはない」ということでした。木の幹の真ん中が黒くて極めて硬く、細かな材料を取り付けるのに向いていて、大きな音が出るのだそうです。

 このままグラナディアの木がなくなれば、クラリネットもオーボエも作れなくなります。演奏家も困ってしまうし、オーケストラも困ります。

 みなさんならどうします?

仲井さんはアフリカのタンザニアという国に行き、現地のNGOと協力してグラナディアの苗木を5000本植えました。一番大事だったことは、現地の人と「心が通じ合う」ことだったそうです。心が通じ合えば、森をつくるような大きなこともできる。

 新しいクラスでも持ち上がりのクラスでも心が通じ合えば、クラスで学年で大きなことができますよ。例えば来年度の大きな行事は音楽会です。音楽も心をあわせないと音楽が奏でられません。合唱できません。中学校でも合唱コンクールがあります。

 4月から「心が通じ合う」ことを目標に友達と仲良くしていきましょう。

スワヒリ語のことわざに「山と山は出会えないが、人と人は出会える」というのがあるそうです。人と人との出会いを大切にしましょう。これで校長先生の話を終わります。 

(本間基史)

201903/11全校朝会

東日本大震災から8年

 今日、3月11日は8年まえに東日本大震災が起きた日です。死者、行方不明者が1万9000人弱、建物の全壊、半壊は合わせて40万戸以上の大きな被害をもたらしました。

震災発生直後のピーク時において避難者は40万人以上、停電世帯は800万戸以上、断水世帯は180万戸以上等の数値が報告されています。

8年経った今でも避難者の数は7万3000人もいらっしゃいます。

 大地震で津波が起き、電気も水道もガスも使えない生活が続きました。みなさんも何気に生活している中で、電気が使えなかったら、テレビもスマホも充電できず、情報が入りませんね。ガスや水道が使えなければ、食事も火が使えませんし、お風呂にも入れません。家が壊れてしまったら、学校等の体育館の避難所生活です。

 今後、大きな地震が来る確率は高いとされています。みんなができることは、いざとなった時に自分の身が守れるように毎月の避難訓練に真剣に取り組むことです。また、家族と離ればなれになった時、どのようにするかなど、お家の人と相談しておくことが必要です。

 今日、この機会に自分ができることを考えて欲しいと思います。

(本間基史)

201902/25全校朝会

3月の過ごし方を意識して

 先週の金曜日は6年生の卒業を祝う会がありました。今までお世話になった先生方や保護者の方に感謝を伝える会でした。6年生のステージやお世話になった方へのインタビューなど、心温まる会になりました。また、昨日は金管バンドが江戸川区総合文化センターで「東京都小学校管楽器演奏会」に出演しました。6年生と一緒に大きなステージに立つのは最後になります。気持ちを一つにして演奏しているのが、伝わってきて、とても迫力のある演奏でした。

 もう3月になります。4月からは6年生は中学生に、1年生から5年生は進級して学年が上がります。みなさんは準備ができていますか。中学生になってから、6年生になったら、2年生になったら、がんばろうではなく、準備段階である、この3月の過ごし方が大事です。 

 遅刻している人は、当たり前のことですが、遅刻しないで登校しよう。身の回りの整理ができていない人は整理整頓をしっかりしよう。挨拶がもうひとつの人は、大きな声で目を見て挨拶しようなど、この3月に積み残しがないようにして、4月を迎えるようにしましょう。

 6年生も落中に行く人は4月以降も相馬坂を上がってくる人は、引き続き挨拶をするのですよ。

(本間基史)

201902/19全校朝会

地域の皆さんに支えられて

  先週の土曜日の学校公開で5年生はヘルスケアタウン下落合というお年寄りのデイハウスを訪ねて交流をしました。車椅子など解除を必要とするお年寄りとお話をして、5年生が帰る時には涙を流しで喜んでくだった方もいたそうです。貴重な体験を5年生もできました。更に思いやりの心も育ったと思います。

 2年生はプログラミングの授業を行いました。ソフトを使って、プログラミングとはどういうものかということを学びました。6年生は租税教室を行いました。公認会計士・税理士の方が授業をしてくださいました。当日の講師の中には落合第四小学校に在籍していた坂井さんもいらっしゃり、昔の下校班で「ハトやコース」というのがあったと話が盛り上がりました。

 また、卒業生で絵本作家の小池壮太さんの絵本もPTA会長の小池さんからご紹介いただき、サイン入りの絵本を寄付していただきました。図書室に置いておきますから、是非読んでください。

(本間基史)

201901/22全校朝会

素晴らしい平成最後のアートミュージアム

先週の18日、19日の展覧会には保護者の方、地域の方、元校長先生方、旧職員の方など、多くの方々にご参観いただきました。そしてたくさんのお褒めの言葉を頂戴しました。

 みなさんの「光りかがやく豊かな感性」が発揮されていました。一人一人が題材に向き合い自分らしさを表現することができました。同じテーマの作品でも個性豊かな、みんな違う作品が展示されていました。素晴らしい平成最後のアートミュージアムでした。

 この後、保健給食委員会からの発表でも触れると思いますが、インフルエンザが流行しています。手洗い、うがいをしっかりして予防に努めましょう。

(本間基史)

201901/15全校朝会

みんなの良さを見付ける展覧会に

今週の18日金曜日と19日土曜日は展覧会になります。みんなが、図画工作、家庭科の授業や総合的な学習の時間でがんばった成果と書写が展示されます。

おうちの方と一緒に鑑賞するときは、どんなことを工夫したか、自分のイメージを説明してあげてください。学級で鑑賞する時は自分と同じ学年だけではなく、他の学年の人の作品もよく観て、作品のいいところ、気に入ったところを見付けてください。ただいいだけではなく、

どこがいいのか?色が気に入ったのか、作品のテーマが良かったのか、絵の構図、バランスが良かったのかも考えてみてください。そして、できれば、その作品の作者に直接伝えられると素晴らしいと思います。

友達の良さに気付き、その良さを直接伝えられることは、展覧会だけではなく、日常的にできるといいですね。みんなも褒められるとうれしいでしょ?他人の良くないことは目につきがちですが、いいところに目が向けられると学級も落合第四小学校ももっと良くなると思います。大人になった落合第四小学校の卒業生の教え子が、今でも小学校の時に描いたり、作ったりした作品を兄弟とも家に飾っている写真を見せてくれました。

校長先生も褒められたように感じ、嬉しく思いました。週末の展覧会はみんなの良さを見付ける展覧会にしましょう。

 

(本間基史)

201812/25全校朝会

2学期終業式

「401」この数字は何でしょう。そうですね落合第四小学校の児童数です。

「49」それではこの数字は何でしょう。この数は落合第四小学校の職員の数です。

先生、主事さん、安全管理委員さん、給食調理員さん、学童擁護さんなど、みんなのために働いてくださっている方々、そしてみなさんに「ありがとう」という言葉を伝えたいと思います。先日の地域協働学校運営委員会で、地域のみなさまが「落四の子供たちが、どんどん良くなっている。」とお褒めの言葉をいただきました。私としても、とても嬉しかったですし、誇らしく思いました。地域に校外学習に出た時の礼儀やあいさつ。地域の方や、知っている方に町であった時のあいさつが素晴らしいと言っていただきました。

夏休みのラジオ体操に参加してくださった地域の方々からも、口々にお褒めの言葉をいただきました。10月17日の研究発表にお越しくださった、区内の先生方からも「落四の子は自分の考えをしっかりと授業の中で発表できて立派ですね。」と言っていただきました。

校内の環境を整えるために、一生懸命働いてくれる主事さん。おいしい給食のために、いつも工夫し、安全に気を配ってくれる調理員のみなさん、栄養士さん。みんなの安全のために働いてくれる安全管理員さん、学童擁護さんにも感謝します。そして地域協働学校運営委員のみなさん、地域の方々、たくさんの大人がみんなを見守ってくれています。

みんなが今年の感謝の気持ち「ありがとう」を伝える人は誰ですか?心に思い浮かべてください。先生ですか?親御さんですか?友達ですか?ぜひ、声を出して「ありがとうございます。」の気持ちを伝えるようにしてください。1月8日にみんなが元気に集まれることを願っています。 

(本間基史)

201812/17全校朝会

今年の漢字

 今年の漢字が発表されました。知っていますか?そうです「災」という字でした。大阪の地震や北海道の地震、集中豪雨、台風による災害などがありました。去年は「北」でした。北朝鮮のロケット問題からでした。一昨年は「金」でした。これはリオのオリンピックでの日本の金メダルラッシュからでした。

来年はいいことからの漢字になるといいですね。

 もう一つは、昨年の道徳地区公開講座でご講演いただいた卒業生の室瀬さんの展覧会の案内をいただいたので、紹介します。機会があれば、日本の伝統文化のうるしのお椀や器を観に行ってください。案内のハガキを校長室前の机に置いておきます。

(本間基史)

201812/10全校朝会

互いの良さや違いを認め合い…

 昨日、ある展覧会に行ってきたので、その作品をみせます。(プロジェクターにて投影)

この展覧会は「東京都特別支援学校アートプロジェクト展」の作品です。

目が不自由な児童が手の感触だけをたよりに表現した、粘土の作品、数字が大好きで、細いペンで画面いっぱいに数字を埋め尽くした作品。どれも生き生きとして素敵な作品でした。

特別支援学校とは視覚障害や聴覚障害など障害に合わせて、専門的な教育を行う学校です。

 一人、ひとり違うのは当たり前であり、支援を受けることも特別なことではありません。

互いの良さや違いを認め合い、相手を受け入れ、共に生きることを大切にすることは、落合第四小学校の中でもそれぞれの学級の中でも一緒です。

 お互いの良さを認め合い、いじめのない学級にしていきましょう。

 作品展は青山の伊藤忠のギャラリーで12月19日まで開催されています。

(本間基史)

201811/26全校朝会

人権とは?

12月10日は世界人権宣言70周年の日です。昭和23年12月10日の国連第三回総会において「すべての人民とすべての国とが達成すべき共通の基準」として「世界人権宣言」が採択されました。世界人権宣言は、基本的人権尊重の原則を定めたものであり、人権の保障を国際的にうたった画期的なものです。

 みんなが学校生活を送るうえでの人権とはどんなことでしょうか?詩人の長田弘さんの「最初の質問」という絵本を紹介します。

あなたにとって、いい1日とはどんな1日ですか。

 「ありがとう」という言葉を、今日、あなたは口にしましたか。

 これだけはしないと、心に決めていることがありますか。

 あなたにとって、あるいはあなたの知らない人びと、

あなたを知らない人びとにとって、幸福って何だと思いますか。

落合第四小学校がいじめのない基本的人権が守られた学校にみんなでできることをしていきましょう。

(本間基史)