４年生は１０歳になる年です。成人式を迎えるまでにちょうど半分となる節目の年ということで、授業参観の日に総合的な学習の時間で「２分の１成人式」を行いました。

　生まれてから１０歳になるまでを振り返ったり、家族に思い出を取材したりしました。その中で自分の成長に気付いたり、家族への感謝の気持ちが生まれました。

　本番では、１０年後の自分に、家族に感謝の気持ち、自分の将来の夢について、これから頑張りたいことなど、子供たちなりの思いを保護者の方や友達に話すことができました。話すことで自信をもつことができたり、友達のスピーチから自分や家族、将来について考えることができました。互いに成長し合うことができた、素晴らしい式になりました。

 　３月１０日に委員会発表会がありました。５年生になったら委員会活動が始まります。どんな委員会があるのか、どんな仕事をするのか分からないことがたくさんあります。そこで、５・６年生から説明を受けることができるのが委員会発表会です。

　５・６年生は、仕事の内容以外にも、仕事のやりがいや楽しさを教えてくれたり、発表方法を工夫して分かりやすく、楽しく伝えてくれました。

　５年生になったら頑張りたいと思う、励みになる委員会発表会でした。

　４年生は、１０月から総合的な学習の時間で「おとめ山のみりょくを伝えよう」という学習をしています。新しく拡張されているおとめ山に興味をもち、そこから工事現場に入らせていただき、どのような経緯でおとめ山が広がったかを知りました。そして、工事現場でどうしてこんなにおとめ山を広げることができたのかなどの疑問が生まれ、区の公園課や地域の方に聞いてみることにしました。

　そこで、地域の方の努力によっておとめ山ができたり、広げることができたことや、区が予算を作って広げてくれたことなど、たくさんの人の協力や努力によってできたことが分かりました。それを、学校の他の学年の友達や地域の人に伝えたいという気持ちが高まり、おとめ山の「みりょく」を伝えるポスターを作ることになりました。

　３学期は、元々あるおとめ山の「みりょく」と新しいおとめ山の「みりょく」グループに分かれ、自分たちのグループはおとめ山のどんな「みりょく」を伝えたいかをたくさん話し合って決めました。そして、ポスターを何度も作りなおして、完成させました。

　全校朝会で学校内に張ったことを宣伝し、見てもらうようにしました。また、子供たちの家庭にも何枚か張らせていただいたり、地域の掲示板に張らせていただきました。

　この学習を通して、地域への愛着が深まり、より一層おとめ山を大切にしていきたいという気持ちが高まりました。