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 令和2年度学校だより

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3月号

 

支え合い、高め合い、前へ

 

 今年は立春が過ぎたころから、暖かい日と寒い日が交互にやってきました。まさに三寒四温。こうして季節は少しずつ移っていくのだと思います。朝会の話題にもしましたが、校庭の桜の木も冬の間にしっかりと根をはり、花の季節の準備を確実に進めています。6年生にとっては、富久小学校に通う日も残り少なくなってきました。ともに過ごした仲間との日々を大切にしながら、良い思い出をつくってほしいと願っています。

 

 今年度は、コロナ禍で学校行事等の特別活動が制限されることが多く、子どもたちの様々な活躍の機会が減りました。それでも高学年は、みんなが楽しく元気に学校生活を送れるようにするために「自分たちでできることはないだろうか」と考え、できることから実行に移してくれました。玄関前のプランターへの水やり、手洗い場のハンドソープの補充、本の読み聞かせ、放送内容の工夫、動画を通したクイズ集会、朝のあいさつ活動・・・コロナ禍の委員会活動で、できることは何だろうと話合いを続けながら活動を行ってきました。「人の役に立つ行動をしよう」は年間を通した指導目標の一つですが、高学年児童がそれを体現してくれています。また今年度は異学年で交流することが難しく、たてわり班活動も例年より回数がぐっと減りました。特に1年生にとっては、他学年の顔も覚えられるだけの時間もなかったのではないでしょうか。そこで、自分のPR動画を作成し、たてわり班の活動時間でそれを視聴する取組をしています。特技を披露したり、クイズを出したりして、画面越しではありますが、同じ班のメンバーとのつながりを作っています。

 

 自己有用感は、他者による評価で高くなると考えられます。他者から認められることで自信を得て、自己肯定感の向上も期待できます。友達同士で、良さを認め合い、肯定的な言葉を送り合う中で、お互いを高め合って成長していくことを願っています。

 

 今年度も保護者、地域の皆様には、様々な場面で本校の教育活動を支えていただき、ありがとうございました。心より感謝申し上げます。来年度も変わらぬ御支援をよろしくお願い申し上げます。

 

 

( - 2021年03月01日 08:35:00 - /)



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