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幼小連携
■幼小連携とは⁉︎■
就学前教育施設を卒園した後の子どもたちが、小学校教育に円滑に進めるよう、幼児教育と小学校教育の双方の保育・教育の質の向上を図る取組のことをいいます。
ここで言う、幼児教育の質の向上とは、計算や漢字など、小学校の学習を前倒しすること(いわゆる早期教育の推進)ではなく、遊びや生活を通して子どもたちの主体性や協同性、豊かな感性などを十分に育んでいくことを言います。
また、小学校では、入学当初に生活科を中心に他教科との関連を図った指導や、弾力的な時間割の設定などにより、幼児教育における学びや育ちを基礎として、子どもたちが主体的に自己を発揮しながら、学びに向かうことが可能になるような取り組みを行っていきます。
■幼小連携 3つの取り組み
①交流
子どもたち同士の交流です。
幼稚園児と小学生が一緒に遊んだり、避難訓練や運動会を一緒に行ったりします。
また、幼稚園から校庭の様子が見えるので、お姉さん・お兄さんの様子を見て、自分もやってみたいと思ったり、遊びに取り入れたりすることもあり、こうした日常全てが交流とも言えます。
令和6年2月21日更新
1年生と近隣の就学前施設の幼児との交流を行っています。今日は、1年3組の児童と早稲田幼稚園いちご組、つき組の子どもたちとの交流でした。実施後の1年生の子どもたちの感想を、ご紹介します。
●手をつないだり、一緒にお絵描きをしたよ。幼稚園生と遊べて嬉しかったよ。
●ランドセル体験や机・椅子体験、遊びをして、「この日は一番楽しかったんじゃないかな」と思いました。
●つき組のみんなは、1年生になってもいいくらいのつき組でした。
●2年生になったら、一緒に学校探検をするのが楽しみです。
令和5年12月19日更新
早稲田南町保育園分園の子どもたちと5年生の児童との交流活動を行いました。
教室では、小学生が使っているタブレット端末を使って一緒に文字を書いたり、計算をしたりしました。年長児が「ぼく、プログラミングならっているよ」と言えば、5年生も「1年生の計算ができるなんて、すごいよ」と声をかけていました。
学校図書館では、写真のように読み聞かせも。教室から移動する際には、5年生が「ここがトイレだよ」「ここは、6年生の教室」と、学校を案内してあげていました。
令和5年11月6日更新
5年生と幼稚園・保育園の子どもたちとの交流をクラスごとに行っています。
写真は、5年2組の児童と早稲田南町保育園の年長児との交流の様子です。グループごとに分かれて、自己紹介をお互いに行ったあと、5年生の考えた遊びを楽しみました。
1組は早稲田幼稚園と、3組は早稲田南町保育園分園と交流を行っていきます。
②接続
遊びを通した総合的な学びである幼児教育(小学校のような国語・算数・体育などの教科ではなく、環境、言葉、表現などの領域を体験を通して総合的に学ぶ)と、小学校教育を、円滑につなぐためのカリキュラムの工夫のことを言います。
円滑な接続の視点から、令和5年度は、幼稚園の教育課程と小学校の教育課程の関連を図りました。
③連携
教職員による情報交換や合同の研修会などです。
幼児教育のカリキュラムと小学校教育のカリキュラムの違いや、それぞれの年齢段階の育ちや発達、遊びを通した子どもたちの学びについて、連携を通じて理解を深めていきます。
■早稲田小学校では。
新型コロナウイルス感染症の影響により、子どもたち同士の交流や教員間の情報交換などは、令和2年度以降実施することができませんでした。
しかし、早稲田小学校に併設する早稲田幼稚園とは、同じ敷地内ですので、様々な交流や連携を行いやすいことから、令和5年度は、交流や連携を進めてまいります。
また、文部科学省が「幼保小の架け橋プログラム」を示したように、義務教育開始前後の5歳児から小学校1年生の2年間は、その後の学びや生活の基盤を育む重要な時期です。近隣の就学前教育施設との交流・連携についても、行ってまいります。
併設する早稲田幼稚園では
令和6年度
令和5年度
併設している早稲田幼稚園をご紹介します。
小学校の用務主事の協力により、園庭で焼き芋をしました。年長児が、芋を濡らした紙とアルミホイルでくるみ、炭の中に芋を入れます。その様子を年少・年中の子どもたちも見ています。
写真は、焼き芋を入れる前の火を見つめる子どもたち。都会ではこうした経験は難しいですね。
近隣の方のご理解・ご協力があって、実施することができています。
令和5年5月24日更新
新宿区役所本庁舎1階ロビーで「第1回新宿区立幼稚園こども展」が開催されました。併設している早稲田幼稚園のこどもたちの作品も展示されました。
令和5年4月26日実施
早稲田小学校と幼稚園の全教員が参加して、合同の校内研究会を実施しました。
小学校の教員が、いちご組、つき組の保育を参観したのち、協議を行いました。
遊びの中で言葉を獲得していく様子、読み聞かせに夢中になる子どもたちの姿、しっぽとりの勝敗が決まったあとのお互いの健闘を称える子ども同士のやりとり、子どもたちの主体性を育む援助など、小学校教員からは、様々な感想が述べられました。
同じ敷地内にある学校と園ですので、今後も連携や交流を進めていきたいと思います。
令和4年度
令和4年11月24日更新
同じ敷地内にある早稲田幼稚園の紹介です。幼稚園では、芋掘り遠足で掘ったさつまいもで、焼き芋をつくりました。子どもたちは炭火から3mくらい離れて見ていましたが、それでも「頭が熱いね」「夏みたいだね」「夕日みたいだよ」とそれぞれに感じたことを言葉にしていました。
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