まなびの教室
平成27年度より鶴巻小学校を拠点として、江戸川小学校、早稲田小学校の3校を対象に“まなびの教室”が開設されました。まなびの教室は、子供たち一人一人の個性を理解し、子どもたちがより細やかな指導を受けられるように、新宿区全体で取り組んでいます、平成28年度から計9つの拠点校、区内全26小学校でも開級となりました。
子供たち一人一人の“まなび”を大切にし、楽しい学校生活が送れるように、担任一同精進して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
「算数は得意だけれど、国語は苦手」
「読むことはできるけれど、書くことは苦手」
「走るのは速いけれど、縄跳びはうまくできない」
「集団の場面で言われると聞き漏らしがあるが、1対1の場面では聞くことができる」
「人にわかるように話すことが苦手」など
一人一人それぞれ得意なところ、苦手なところがあります。
耳からの情報が理解しやすい、目からの情報の方が理解しやすい、など
いろいろな情報の理解のしやすさについても一人一人違います。
学習道具(はさみ、ものさしなど)をうまく使えない、字が上手に書けない、走り方がぎこちない、模倣の動きが苦手など体の使い方に課題がある場合は、ゲーム形式やそれぞれの子の親しみやすい方法で指や腕、体の動きを練習し、生活場面に活かせるようにします。
①かけ算
本人の興味関心がある教材を使い、ゲーム感覚で考えたり、Ipadを使いリズムに合わせて覚えたり、具体物を使ったり して学びを進めていきます。
②漢字
書いて覚えるより、漢字をパズルのように分解して考えることや、イラスト化することで視覚から形を覚えるようにした り、絵かき歌のように唱えて覚えるようにしたりします。
③読み書きの力を高めるために
読みのプログラムを使って音読、特殊音節の学習を行ったり、読解を行ったりします。
自分勝手な子と誤解されてしまい、友達関係がうまくつくれない場合は、個別学習やグループ学習で対人関係や適切な振る舞い方について学び、他者理解ができるように支援します。