banner

学芸会

11月20日(金)~21日(土)

 学芸会が行われました。ご来場くださいました保護者・地域の皆様、ありがとうございました。今年は、「みんなが主役 舞台のライトは君に当たる」というテーマのもと開催されました。当日は、このテーマの通り、どの子どもたちも役になりきり、自分自身を輝かせ、練習の成果を発揮していました。

 このページでは、練習や当日の様子について、各学年の担任よりご紹介いたします。

 

< 1年生 >

 1年生は「えんそくにいくんだ」を演じました。子どもたちがとても楽しみにしている遠足。てるてるぼうずを作って明日の天気を祈ります。遠足の支度をした子どもたちが学校に着くと、天気が悪いので延期ということに…。どうしても遠足に行きたい子どもたちは、自分たちだけで遠足へ。
 1年生にとって、初めての学芸会。「かっこよく演じる」「力を合わせる」この2つを合言葉に学芸会の練習を進めました。子ども役の子たちは、本当に遠足が延期になったらという気持ちになって表現していました。かみなり役の子たちは、鬼のかつらと鬼のパンツを身に着けて元気よく演技していました。劇中に子どもたちが歌っていた歌は、いつも口ずさんでいるくらい心に残っているようです。
 全力で取り組むこと、協力すること、準備をすること、大きな声を出すことなど学芸会で学んだことは様々です。学んだことを今後の生活に活かしていってほしいと願っています。

 

image

image

image

 

< 2年生 >

 2年生は「11ぴきのねこ」を演じました。お腹がぺこぺこで、けんかばかりしていたのらねこたちは、飼いねこたちから、「遠くの方にある湖に行けば、大きな魚が捕れる」という話を聞きます。大きな魚を捕まえればおなかいっぱい食べられると思った、のらねこ大将、副大将と11ぴきのねこたちは、その湖に向かいました。しかし、湖にいたのは怪物みたいな大きな魚!11ぴきのねこたちは体をきたえ、知恵をしぼり、協力して大きな魚を捕まえることに成功します。そしてこの湖を、おなかをすかせたのらねこたちの天国にするために、仲間を呼びにいくのでした。

 2年生78名がねこになりきり、歌や踊りを合わせ、ミュージカル風に演じました。自分のセリフだけではなく、友達のセリフにも反応して演技をする練習を行いました。学芸会当日は、日々の練習の成果を発揮し、それぞれが輝く姿を見せてくれました。

 全員が力を合わせて一つの劇を作った学芸会の経験を、今後の学校生活にも生かしてほしいと願っています。

 

image

image

image

 

< 3年生 >

 3年生は「にんじゃへの道」を演じました。山の中にある、大きな道場で一流の忍者を目指す子どもたち。厳しい師匠たちのもと「雲隠れの術」、「ものまねの術」、「橋わたりの術」などの特訓に励んでいました。そんな中、いつも叱られてばかりの仲良し三人組のトン太とカン助、まるべえ。お話では、この仲良し三人組が、厳しい修行を通して、「免許皆伝」よりも大切な「友情」を見つけました。
 忍者らしい素早い動きをしたり、長いセリフを覚えたりするのが大変でしたが、練習では先生から教えてもらうだけでなく、友達同士で教え合う中で、お互いに成長することもできました。学芸会当日は、劇のトップバッターとして緊張している様子も見られましたが、楽しみながら、精一杯自分の役を演じきることができました。
 これからの学校生活でも、今回の劇のテーマである「友情」を、よりいっそう大切にして過ごしていってもらいたいと思います。

 

image

image

image

 

< 4年生 >

 4年生の演目は「西遊記」です。石から生まれた石ザルの孫悟空は仙人に弟子入りし、不思議な術を手に入れ天界で大暴れ。そのせいで石の中に閉じ込められてしまった悟空は、お釈迦様から、「三蔵法師のお供をして、遥か遠い天竺までありがたいお経を取りに行く」という試練を与えられました。このお話では、そんな悟空が、力強い仲間の猪八戒や沙悟浄とともに、恐ろしい妖怪たちに立ち向かいながら、旅を続けていきます。 
 歌や踊りが
たくさんありましたが、グループごとに考えて練習してきました。本番当日は、三蔵法師や悟空、天界の仏や妖怪になりきって演じ、元気のいい歌と踊りで会場を盛り上げ、大きな拍手をもらうことができました。

 

image

image

image

 

< 5年生 >

 5年生は、斎藤隆介さん原作「三コ」を演じました。秋田のオイダラ村にずっと昔から生きてきた三コは、体も心も誰よりも大きい主人公。貧しい村人のオンチャたちの暮らしを何とかして助けようとし、三コはいつも力を貸してくれました。そんなある日、オイダラ村に、山火事が起こります。オンチャたちの住むオイダら村の危機に、三コは、大きな自分の体を犠牲にして火に飛び込み、山火事を沈めたのです。

 三コの強く優しい生き方、そしてそれを引き継いだオンチャたちの姿を表現するのはなかなか難しさを感じていました。しかし、「このお話の何を伝えたいのか」「三コやオンチャの生き方をどのように表現したいのか」さらに、5年生にとっても小学校最後となる学芸会を「どのような舞台にしたいのか」等、皆で意見を出し合いながら練習を進めてきました。

 本番終了後、劇・群読・太鼓で力いっぱい表現した5年生の子どもたちの表情は、誇らしさに溢れていました。皆で一つのものを作り上げる喜びを学んだ学芸会。この経験を糧に、最高学年へ向かって自信をもって進んでいってほしいと願っています。

 

image

image

image

 

< 6年生 >

 6年生は、ミヒャエル・エンデの「モモ」をもとにした劇「モモと時間どろぼう」に取り組みました。

 小学校最後の学芸会。演技はもちろんのこと、照明や舞台準備、小道具の用意など裏方の仕事にも力を発揮してくれました。
 学芸会最終日に会場の片づけをおこなったのは5年生。これまで学校全体のお仕事に取り組んできた6年生ですが、役割のバトンタッチが始まりました。次なる目標は12月中旬の音楽朝会、果たしてどんな姿を見せてくれるでしょうか。

 

image

image

image