♪12月の献立♪
12月2日(月)
■献立
ひじきふりかけごはん 牛乳
魚のごまみそ焼き 呉汁
■産地
ひじき(韓国)・メダイ(ニュージーランド)・
大豆(北海道)・ごま(南米)・
じゃがいも(北海道)・しょうが(高知)・
にんじん(福島)・えのきたけ(長野)・
ほうれんそう(群馬)・キャベツ(茨城)・
だいこん(千葉)・長ねぎ(東京)・小松菜(東京)
◇メダイ
今日の魚は「メダイ」です。
光の少ない深海の生活に適応した大きな目と、粘液を分泌してぬめる体表が特徴です。
今日はニュージーランドで水揚げされたメダイですが、八丈島など東京都の離島でも漁獲され、東京都の特産物として知られています。
伊豆・小笠原諸島では、郷土料理の「べっこう」などで食べられているそうです。
生で食べても、加熱してもおいしい、あっさりとした白身魚です。
12月3日(火)
■献立
みそラーメン 牛乳
いももち みかん
■産地
豚肉(茨城、群馬)・じゃがいも(北海道)・
しょうが(高知)・にんにく(青森)・
にんじん(福島)・もやし(栃木)・
キャベツ(茨城)・玉ねぎ(北海道)・
長ねぎ(茨城)・にら(茨城)・
みかん(熊本、愛媛、三重、長崎)
◇みそラーメン
今日の給食は、みそラーメンです。
みそラーメンは、1955年に北海道札幌市のラーメン店で考案され、1965年の東京・大阪での物産展をきっかけにして全国へ広まったとされています。
北海道の気候や文化に合った、温かくて濃厚な味が特徴です。
余丁町小のみそラーメンは、豚骨・鶏ガラ・昆布・かつお節・野菜から出汁をとりました。
トウバンジャンで少しだけピリ辛に仕上げたみそラーメンです。
12月4日(水)
■献立
カレーライス 牛乳
フレンチサラダ りんご(サンふじ)
■産地
豚肉(茨城、群馬)・青大豆(山形)・
じゃがいも(北海道)・しょうが(高知)・
にんにく(青森)・玉ねぎ(北海道)・
にんじん(福島)・もやし(栃木)・
キャベツ(茨城)・きゅうり(群馬)・
りんご(★長野県伊那市)
◇サンふじ
りんごには、実に袋をかけて栽培する有袋りんごと、袋をかけないで栽培する無袋りんごがあります。
無袋りんごは、見た目は有袋りんごよりざらついてしまいますが、味はより甘く、袋の作業が無い分手間がかからないことが特徴です。
袋をかけずに日光をあてて育てることから、無袋りんごは一般的に、英語で太陽の意味がある「サン」をつけた名前で売られています。
今日のりんごは、長野県伊那市産の「サンふじ」です。
伊那市の太陽の光をたっぷり浴びて育ちました。
12月5日(木)
■献立
ホットチリドッグ 牛乳
ジュリエンヌスープ ポテトとコーンのソテー
■産地
豚肉(茨城、群馬)・大豆(北海道)・
じゃがいも(北海道)・にんにく(青森)・
玉ねぎ(北海道)・にんじん(福島)・
セロリ(静岡)・キャベツ(茨城)・パセリ(千葉)
◇ホットチリドッグ
コッペパンにソーセージとミートソースを挟んだホットチリドッグです。
ミートソースは、ひき肉と大豆で作りました。
大豆は細かく刻んでひき肉と混ぜることで、豆が苦手な人でも特に違和感なく、おいしく食べることができます。
12月6日(金)
■献立
ごはん 牛乳
魚の幽庵焼き 野菜の煮浸し
お事汁
■産地
ミナミカゴカマス(ニュージーランド)・
鶏肉(岩手)・あずき(北海道)・
さといも(国産)・ゆず(高知)・
にんじん(千葉)・えのきたけ(長野)・
キャベツ(茨城)・小松菜(★長野県伊那市)・
ごぼう(埼玉)・えのきたけ(長野)・
だいこん(千葉)
◇お事汁
12月8日と2月8日は、2日あわせて「事八日(ことようか)」とよばれています。
地域によって、正月を中心に考えて12月8日を事始め、2月8日を事納めとよぶところと、1年間の農業を中心に考えて2月8日を事始め、12月8日を事納めとよぶところがあるそうです。
「お事汁」は、事八日に無病息災や豊作を願って食べる、具沢山のみそ汁です。
ごぼう、にんじん、里芋、大根、こんにゃく、小豆の6種を入れるので「六質汁(むしつじる)」ともいわれます。
12月9日(月)
■献立
麦ごはん 牛乳
魚のチリソースかけ 青菜のスープ
オレンジ
■産地
あかうお(アメリカ)・にんにく(青森)・
しょうが(高知)・長ねぎ(東京)・
にんじん(千葉)・玉ねぎ(北海道)・
キャベツ(茨城)・えのきたけ(長野)・
チンゲンサイ(千葉)・オレンジ(熊本)
◇赤魚
今日の魚は、「赤魚」です。
アカウダイやアラスカメヌケなど、体が赤い深海魚がまとめて赤魚とよばれています。
深海から釣り上げられる際、水圧の差で目が飛び出してしまうため、「メヌケ(目抜け)」ともよばれるそうです。
加熱すると皮が縮んで反ってしまうことがあるため、今日は角切りにして油で揚げ、ケチャップベースのチリソースをからめました。ご飯の進む味つけです。
12月10日(火)
■献立
セサミパン 牛乳
コーンシチュー ツナサラダ
■産地
鶏肉(宮崎)・じゃがいも(北海道)・
ごま(南米)・玉ねぎ(北海道)・
にんじん(千葉)・コーン(北海道)・
にんにく(青森)・パセリ(千葉)・
キャベツ(茨城)・小松菜(東京)・もやし(栃木)
◇シチュー
クリームシチューは、日本生まれの洋食の一つです。
シチューは、明治時代の中ごろからレストランのメニューに登場しはじめたそうです。
昭和になり、戦後の学校給食に、小麦粉でとろみをつけて脱脂粉乳を加えた「白シチュー」が採用されたことで、名前と調理法が日本全国に広がりました。
その後、1966年にシチューの家庭用ルウが発売され、手軽に家で作ることができるようになったことで、家庭料理として定着していったようです。
「クリームシチュー」の名前もこの頃付けられました。
今日は、クリームシチューにホールコーンとクリームコーンをあわせたコーンシチューです。
12月11日(水)
■献立
おろし豚丼 牛乳
田舎汁 りんご(サンふじ)
■産地
豚肉(茨城、群馬)・ごま(南米)・
じゃがいも(北海道)・にんにく(青森)・
にんじん(千葉)・玉ねぎ(北海道)・
長ねぎ(東京)・だいこん(千葉)・
万能ねぎ(福岡)・ごぼう(埼玉)・
りんご(★長野県伊那市)
◇おろし豚丼
今が旬の大根をすりおろして使った、おろし豚丼です。
肉と野菜を炒め、調味料と大根おろしで味を調えました。
生のまま食べると辛いことがある大根おろしも、しっかり火を通せば辛くなくなります。
12月12日(木)
■献立
飛び魚ミートソーススパゲティ 牛乳
糸寒天のサラダ レモンヨーグルト
■産地
豚肉(茨城、群馬)・トビウオ(東京都八丈島)・
レンズ豆(アメリカ)・茎わかめ(徳島)・
糸寒天(東京都伊豆諸島)・しょうが(高知)・
にんにく(青森)・セロリ(静岡)・
玉ねぎ(北海道)・にんじん(千葉)・
パセリ(千葉)・もやし(栃木)・
小松菜(東京都)・レモンジャム(東京都八丈島)
◇東京都産食材
今日の給食は、私たちが住む東京都の食材を多く使用した献立です。
トビウオは、名前の通り胸びれを広げて海面を飛ぶことができる魚です。
お寿司のネタや乾燥させて料理の出汁にも使われています。
新宿区から南に280㎞ほど離れた、八丈島という島で獲れたトビウオのミンチを、豚ひき肉と合わせてミートソーススパゲティを作りました。
八丈フルーツレモンは、通常のレモンよりも酸味が少なく甘味が強い、八丈島の特産品です。
今回はジャムをヨーグルトと合わせましたが、生のものを皮ごとかじって食べることもできるそうです。
糸寒天のサラダにも、東京都で生産された糸寒天と小松菜を使用しています。
12月13日(金)
■献立
チキンライス 牛乳
スペイン風オムレツ キャベツスープ
■産地
鶏肉(宮崎)・鶏卵(栃木)・
じゃがいも(北海道)・にんじん(千葉)・
玉ねぎ(北海道)・パセリ(千葉)・
セロリ(静岡)・にんにく(青森)・
キャベツ(茨城、千葉)
◇スペイン風オムレツ
スペイン風オムレツは、じゃがいもなどの具材をたっぷり入れて焼いた卵料理です。
スペイン語では「トルティージャ」とよばれます。
具の種類や卵の焼き具合は家庭によって様々で、じゃがいもが定番ですが、他の野菜やハム、ベーコンなどを入れて作る家庭もあります。
逆に、具材のないプレーンオムレツのことは、フランス風トルティージャとよんで区別しているそうです。
給食では、じゃがいも・玉ねぎ・ベーコンを具にしました。
12月16日(月)
■献立
ごはん 牛乳
メヒカリの唐揚げ ゆで野菜のゆかりがけ
実だくさん汁
■産地
メヒカリ(宮崎)・にんじん(千葉)・
キャベツ(茨城)・もやし(栃木)・
ごぼう(埼玉)・だいこん(千葉)・
玉ねぎ(北海道)・小松菜(東京)・長ねぎ(東京)
◇メヒカリの唐揚げ
今日の魚は「メヒカリ」です。
暖かい時期にはやや浅い海域へ、寒くなると深い海域に移動する深海魚で、大きくても10㎝ほどの大きさです。
和名は「アオメエソ」ですが、目が大きく、青く光っているように見えることから「目光り(メヒカリ)」ともよばれるようになりました。
骨も身もやわかいので、唐揚げにすると丸ごと食べることができます。
12月17日(火)
■献立
ナンピザ 牛乳
ABCスープ りんご(サンふじ)
■産地
豚肉(茨城、群馬)・じゃがいも(北海道)・
にんにく(青森)・ピーマン(茨城)・
玉ねぎ(北海道)・にんじん(千葉)・
セロリ(静岡)・キャベツ(茨城)・
りんご(★長野県伊那市)
◇ナンピザ
ナンは、インドやアフガニスタンなどの国で食べられている平焼きのパンです。
カレーと食べる主食のイメージがありますが、高級な小麦粉を使って、タンドールという釜で焼いて作るものなので、インドの一般家庭で日常的に食べるものではないそうです。
今日は、ナンに炒めた具とピザチーズをのせ、オーブンで焼いてピザを作りました。
12月18日(水)
■献立
四川豆腐丼 牛乳
わかめスープ みかん
■産地
豚肉(茨城、群馬)・わかめ(三陸)・
にんにく(青森)・しょうが(高知)・
にんじん(千葉)・玉ねぎ(北海道)・
小松菜(★長野県伊那市)・えのきたけ(長野)・
長ねぎ(★長野県伊那市)・山下紅みかん(和歌山)
*オレンジは市場の都合により変更になりました。
◇四川豆腐丼
「四川」とは、中国の都市、四川省のことです。
中国は国土が広いので、地域の気候や産物などの違いから、地域によって料理の種類や味付けに特徴があります。
四川料理は、唐辛子などの香辛料を使用した辛い味付けが特徴です。
四川は内陸にある地域で、夏は暑く、冬は寒いため、食欲を増進させる辛い料理が発達したといわれています。
給食では、全員が食べられるように辛さ控えめに作りました。
12月19日(木)
■献立
茶飯 牛乳
おでん じゃこサラダ
■産地
ちりめんじゃこ(香川)・じゃがいも(北海道)・
ごま(南米)・だいこん(千葉)・
にんじん(千葉)・キャベツ(茨城)・にら(茨城)
◇おでん
おでんのルーツは、拍子木型に切った豆腐に竹串を打って焼いた「田楽」だといわれています。
室町時代に流行した豆腐田楽が、江戸時代に屋台で食べるファストフードとして江戸の庶民に愛され、明治のころ煮込み料理に進化して関西にも広まっていったそうです。
「おでん」という名前は、宮中などに仕える女房が使用した女房言葉で、田楽に「お」をつけて丁寧にし、楽を省略して「おでん」となったと伝えられています。
12月20日(金)
■献立
けんちんうどん 牛乳
野菜のゆず香和え かぼちゃ白玉のお汁粉
■産地
鶏肉(宮崎)・しらす干し(国産)・
あずき(北海道)・さといも(国産)・
ごぼう(埼玉)・にんじん(千葉)・
だいこん(千葉)・長ねぎ(★長野県伊那市)・
もやし(栃木)・小松菜(★長野県伊那市)・
ゆず(高知)・万次郎かぼちゃ(東京)
◇12月21日 冬至
明日、12月21日は「冬至」です。
一年で最も昼間の時間が短く、夜が長い日です。
太陽の力が一番弱まる日ですが、翌日からは再び強まることから、運が向いてくると言われる日でもあります。
冬至には、赤色で魔除けの力があるとされる小豆や、冬まで保存ができて栄養のあるかぼちゃを食べて、無病息災を願う風習があります。
また、地域によっては、「にんじん」「だいこん」「なんきん(かぼちゃの別名)」など、「ん」のつく食べ物を食べると運が良くなるといわれています。
今日は、冬至にちなんだ献立です。
12月23日(月)
■献立
金平ごはん 牛乳
いかのバーベキューソース焼き さつま汁
みかん
■産地
鶏肉(宮崎)・いか(ペルー)・ごま(南米)・
さつまいも(徳島)・ごぼう(埼玉)・
にんじん(千葉)・いんげん(鹿児島)・
にんにく(青森)・りんご(青森)・
長ねぎ(東京)・だいこん(千葉)・
玉ねぎ(北海道)・もやし(栃木)・
みかん(熊本、愛媛、三重、長崎)
◇いかのバーベキューソース焼き
今日のバーベキューソースは、すりおろしたにんにく・りんご・みじん切りの長ねぎ・しょうゆ・酒・砂糖・レモン汁を合わせ、一度煮立たせて作りました。
いか以外の魚介類やお肉にかけてもおいしい、給食室手作りのソースです。
よくかんでいただきました。
12月24日(火)
■献立
ツナコーンピラフ 牛乳
フライドチキン コンソメスープ
ぶどうスカッシュゼリー
■産地
鶏肉(宮崎)・豚肉(茨城、群馬)・
にんにく(青森)・玉ねぎ(北海道)・
赤パプリカ(ニュージーランド)・
しょうが(高知)・にんじん(千葉)・
セロリ(静岡)・だいこん(千葉)・白菜(茨城)・
えのきたけ(長野)・水菜(茨城)
◇2024年最後の給食
今日で2024年最後の給食です。明後日からいよいよ冬休みに入ります。
体調をくずさないように、冬休みの間も朝・昼・晩の食事から栄養をバランスよくとって、適度な運動と十分な睡眠を心がけるようにしましょう。
新年に元気な姿で会えるのを楽しみにしています。