♪1月の献立♪
1月9日(木)
■献立
キャロットピラフ 牛乳
キャベツサラダ かぶのスープ
■産地
鶏肉(宮崎)・じゃがいも(北海道)・
にんじん(千葉)・玉ねぎ(北海道)・
しめじ(長野)・パセリ(千葉)・
キャベツ(愛知)・もやし(栃木)・かぶ(千葉)・
小松菜(東京)
◇新年最初の給食
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
冬休みが終わり、今日から給食も再開です。
2025年最初の給食は、教室でよそいやすく、食べやすい献立にしました。
まだまだ寒い日が続いています。
食事は3食バランスよく、しっかりかんで食べて、健康に過ごしましょう。
1月10日(金)
■献立
もち入りきつねうどん 牛乳
しらすと野菜のお浸し みかん
■産地
豚肉(茨城、群馬)・しらす干し(愛媛)・
にんじん(千葉)・長ねぎ(東京)・
もやし(栃木)・小松菜(東京)・
えのきたけ(長野)・みかん(神奈川)
◇鏡開き
明日、1月11日は「鏡開き」です。
「鏡開き」は、お正月の間、年神様が宿っていた鏡もちを食べることで、神様の力を分けていただき、1年間の無病息災や家族の繁栄を願う行事です。
もともとは武家の風習であったため、おもちを刃物で切ると切腹を連想して良くないとされ、手で割ったり、木づちで砕いたりして小さくします。
また、「切る」という言葉も避けて、「開く」という縁起の良い言葉を使うようになったそうです。
学校には鏡もちが無いので、給食では、小さなおもちをうどんの油揚げの中に入れました。
1月14日(火)
■献立
麦ごはん 牛乳
ししゃものごま揚げ 大根ひじきサラダ
みそ汁
■産地
ししゃも(カナダ、ノルウェー)・ひじき(韓国)・
黒ごま(ミャンマー)・白ごま(パラグアイ)・
だいこん(神奈川)・キャベツ(茨城)・
きゅうり(宮崎)・にんじん(千葉)・
白菜(茨城)・小松菜(東京)・長ねぎ(東京)
◇ししゃものごま揚げ
ごまは、種皮の色の違いによって、白ごま・黒ごま・金ごまに分けられています。
体を作る材料になるたんぱく質や老化を防止するビタミンE、骨の成長に必要なカルシウム、貧血を予防する鉄分などが豊富に含まれている食材です。
色によって栄養に差はありませんが、味や香りには違いがあります。
今日は、ししゃもに黒ごま・白ごまを混ぜた衣をつけ、さっくり揚げました。
1月15日(水)
■献立
小豆ごはん 牛乳
松風焼き 炒めなます
すまし汁
■産地
あずき(北海道)・鶏肉(岩手)・もち米(国産)・
ごま(パラグアイ)・玉ねぎ(北海道)・
だいこん(千葉)・にんじん(千葉)・
ごぼう(青森)・みつば(群馬)・えのき(長野)・
ほうれんそう(★長野県伊那市)
◇小正月
1月1日の元日を「大正月(おおしょうがつ)」とよぶのに対して、1月15日のことを「小正月(こしょうがつ)」とよびます。
地域によっては、正月の間忙しかった女性達をねぎらうために、男性が家事をしたり、女性が実家に帰省する日として「女正月」とよばれています。
小正月の朝には、小豆入りのおかゆを食べて、一年の健康を願う風習があります。
給食ではおかゆを作るのが難しいので、小豆入りのごはんを作りました。
1月16日(木)
■献立
麻婆豆腐丼 牛乳
ポテトのチーズ焼き オレンジ
■産地
豚肉(茨城、群馬)・豚レバー(茨城、群馬)・
じゃがいも(北海道)・にんにく(青森)・
しょうが(高知)・玉ねぎ(北海道)・
長ねぎ(★長野県伊那市)・にんじん(千葉)・
オレンジ(和歌山、広島)
◇ポテトのチーズ焼き
チーズは「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」の大きく2つに分けられます。
ナチュラルチーズは牛や山羊、羊のミルクから作られたチーズのこと、プロセスチーズはナチュラルチーズをさらに加工したチーズのことです。
プロセスチーズは加工の際に加熱するので、チーズの中の乳酸菌などが死滅します。
それ以上熟成が進まなくなるため、ナチュラルチーズと比べて保存しやすく、安定した品質や味が特徴です。
今日のポテトのチーズ焼きは、じゃがいも・ベーコン・玉ねぎを合わせて、ピザ用チーズをのせて焼きました。
1月17日(金)
■献立
ぶどうパン 牛乳
ポークビーンズ 糸寒天のサラダ
■産地
豚肉(茨城、群馬)・大豆(北海道)・
じゃがいも(北海道)・玉ねぎ(北海道)・
にんじん(千葉)・さやいんげん(北海道)・
キャベツ(愛知)・きゅうり(宮崎)
◇糸寒天
今日のサラダには、糸寒天を使っています。
この糸寒天は、東京都の伊豆諸島でとれた「天草」という海草から作られました。
寒天には、腸の働きを高める食物繊維が多く含まれているため、おなかの中をきれいにして便秘を予防する効果があります。
給食では、ゼリーなどのデザートを固めるだけでなく、サラダやスープの具にも使用しています。
1月20日(月)
■献立
りんごジャムサンド 牛乳
クラムチャウダー ツナサラダ
■産地
りんごジャム(★長野県伊那市)・
あさり(中国)・じゃがいも(北海道)・
ごま(パラグアイ)・セロリ(静岡)・
にんじん(千葉)・玉ねぎ(北海道)・
パセリ(静岡)・キャベツ(愛知)・
小松菜(東京)・もやし(栃木、福島)
◇りんごジャムサンド
果物はそのまま食べてもおいしいですが、たっぷりの砂糖を加えて煮つめることで、おいしくて日持ちするジャムに加工することができます。
ジャムは、果物に含まれているペクチンの、酸と砂糖と加熱するとトロっと固まる性質を利用して作られます。
ペクチンが多いりんごやいちご、ブルーベリー、オレンジなどから作られることが多いですが、トマトやかぼちゃ等、野菜から作られるジャムもあります。
今日は、長野県伊那市産のりんごのりんごジャムをパンにはさみました。
1月21日(火)
■献立
麦ごはん 牛乳
ぎせい豆腐 野菜のごま和え
みそ汁
■産地
鶏肉(岩手)・鶏卵(栃木)・ごま(パラグアイ)・
にんじん(千葉)・もやし(栃木)・
グリンピース(ニュージーランド)・
ほうれんそう(★長野県伊那市)・
だいこん(神奈川)・長ねぎ(東京)
◇ぎせい豆腐
今日の主菜のぎせい豆腐は、野菜やひき肉と崩した豆腐、溶き卵を混ぜて、蒸したり焼いたりして作ります。
お寺で食べる精進料理の一種で、お坊さんが動物性食品を食べることを禁じられていた時代に、外からわからないようにこっそり卵を入れて食べていたそうです。
今回はオーブンで鉄板で焼いて四角く切り分けましたが、紙カップなどで一人分ずつ作ることもできます。
1月22日(水)
■献立
キーマカレーライス 牛乳
コーンサラダ みかん
■産地
豚肉(茨城、群馬)・キメジ(東京都八丈島)・
大豆(北海道)・にんにく(青森)・
しょうが(高知)・にんじん(千葉)・
玉ねぎ(北海道)・セロリ(静岡)・
もやし(栃木)・キャベツ(愛知)・
みかん(長崎、和歌山)
◇キーマカレー
1月22日は「カレーの日」です。
1982年のこの日、学校給食35周年を記念して、全国の学校で給食にカレーを提供をしたことにちなんでいます。
今日のカレーは、キーマカレーです。
「キーマ」は、ヒンドゥー語で「ひき肉」や「細切りの肉」の意味があります。
今日は、豚ひき肉の他に、東京都の八丈島産のキメジ(キハダマグロの幼魚)のミンチを使用しました。
魚が苦手な人でも食べやすい仕上がりになりました。
1月23日(木)
■献立
あんかけ焼きそば 牛乳
ごぼうチップスサラダ フルーツサイダー
■産地
豚肉(茨城、群馬)・いか(ペルー)・
にんじん(千葉)・もやし(栃木)・
キャベツ(愛知)・にら(茨城)・
さやいんげん(沖縄)・ごぼう(青森)
◇ごぼうチップスサラダ
給食の野菜のおかずの中でも人気のサラダです。
ごぼうを薄くスライスし、油で揚げたごぼうチップスを混ぜ合わせました。
揚げてカリッとした食感と香ばしさで食べやすくなります。
ごぼう以外にれんこんやじゃがいも、かぼちゃで作ることもできます。
1月24日(金)
■献立
ゆかりごはん 牛乳
焼き鮭 野菜の即席漬け
豚汁
■産地
鮭(北海道、三陸)・豚肉(茨城、群馬)・
ごま(パラグアイ)・じゃがいも(北海道)・
キャベツ(愛知)・きゅうり(宮崎)・
しょうが(高知)・ごぼう(青森)・
にんじん(千葉)・だいこん(神奈川)・
玉ねぎ(北海道)・長ねぎ(★長野県伊那市)
◇学校給食週間(~1/30)
1月24日から30日は「全国学校給食週間」です。
学校給食の意義や役割についての理解を深め、関心を高めるために設定されました。
今日から30日まで、学校給食の歴史について紹介してきたいと思います。
学校給食は、明治22年、山形県鶴岡市のお寺の中に建てられた小学校から始まったとされています。
生活が苦しい家庭の子どもたちのため、住職が近所の家を回ってお経を唱え、いただいたお米やお金で昼食を作って、無償で提供されたそうです。
今日は、当時のおにぎり、焼き魚、漬物の給食をイメージした献立です。
1月27日(月)
■献立
ミルクパン 牛乳
タンドリーフィッシュ フレンチサラダ
マカロニシチュー
■産地
メダイ(ニュージーランド)・鶏肉(宮崎)・
にんにく(青森)・しょうが(高知)・
玉ねぎ(北海道)・にんじん(千葉)・
もやし(栃木)・キャベツ(愛知)・
きゅうり(宮崎)・パセリ(静岡)
◇全国学校給食週間
戦時中は中止されていた給食ですが、戦後になると、食糧難のため児童の栄養状態が悪化し、国民の要望が高まったことで再開されます。
当時は、給食調理施設の設備や食料の不足から、主食は米ではなく、アメリカからの支援物資として提供された小麦粉などを使用したコッペパンでした。
コッペパンが給食の主食として定着したことで、パンに慣れた子どもたちが大人になってもパンや洋食を好んで食べるようになり、日本人の食生活を変えたともいわれています。
1月28日(火)
■献立
ジャージャー麺 牛乳
かきたまスープ もやしサラダ
■産地
豚肉(茨城、群馬)・大豆(北海道)・
鶏卵(栃木)・ごま(パラグアイ)・
にんにく(青森)・しょうが(高知)・
にんじん(鹿児島)・玉ねぎ(北海道)・
長ねぎ(★長野県伊那市)・もやし(栃木)・
キャベツ(愛知)
◇全国学校給食週間
戦後の給食で、パンが子どもたちには不評だったことから、献立にバリエーションを増やすために開発されたのが、パンと同じ小麦粉を使った「ソフト麺」です。
1960年代に開発されたソフト麺は、東京都が学校給食に採用をしてから各地に広がっていき、1976年に米飯の給食が正式導入されるまで主食として定着していました。
現在では、給食施設の設備も整い、米飯の他、うどんや中華麺などの麺類も主食として取り入れられています。
1月29日(水)
■献立
ごはん 牛乳
くじらの竜田揚げ かぶときゅうりの華風漬け
みそけんちん汁
■産地
くじら(国産)・ごま(パラグアイ)・
しょうが(高知)・りんご(岩手)・
にんじん(鹿児島)・きゅうり(宮崎)・
かぶ(千葉)・ごぼう(青森)・
だいこん(神奈川)・玉ねぎ(北海道)・
白菜(和歌山)・小松菜(東京)
◇全国学校給食週間
戦後は捕鯨が推進されていたこともあり、くじら肉を使った料理が人気でした。
他の肉よりも安価で入手しやすく、貴重なたんぱく源として、給食でも人気の定番メニューだったそうです。
1970年代から欧米中心に捕鯨反対運動がおこり、捕鯨が一時停止されたことで、今では貴重な食材になりました。
給食でも、年に一度、全国学校給食週間のときしか提供していません。
今日は、くじら肉に下味をつけて油で揚げ、タレとごまをからめました。
みんなで味わっていただきました。
1月30日(木)
■献立
チリビーンズライス 牛乳
コロコロマカロニサラダ オレンジ
■産地
豚肉(茨城、群馬)・大豆(北海道)・
じゃがいも(北海道)・にんにく(青森)・
しょうが(高知)・セロリ(静岡)・
玉ねぎ(北海道)・にんじん(鹿児島)・
キャベツ(愛知)・きゅうり(宮崎)・
りんご(岩手)・オレンジ(熊本)
◇全国学校給食週間
給食のメニューにバリエーションが増えていくにつれ、子どもや保護者たちからは、給食の主食にごはんを求める声が大きくなっていったそうです。
しかし、小麦と米の価格差や、全校生徒分のごはんを炊く設備の不足などの問題から、学校給食制度上に米飯の正式導入されたのは1976年のことでした。
それ以前にもお米の栽培が盛んな地域などでは、家から炊いたごはんだけを学校に持参する形で米飯給食を実施していたこともあったそうです。
現在では、週に3回以上を目標に米飯給食が実施されています。
1月31日(金)
■献立
ごはん のりの佃煮 牛乳
肉じゃが みそドレサラダ
■産地
あさり(中国)・豚肉(茨城、群馬)・
じゃがいも(北海道)・にんじん(鹿児島)・
玉ねぎ(北海道)・さやいんげん(沖縄)・
だいこん(神奈川)・キャベツ(愛知)・
小松菜(東京)