指導の重点

【各　教　科】

・学力調査等の検証に基づく共通課題から、学力向上のための重点プランを設定し、目標を焦点化・共有化する。また年度途中で点検、見直しを図りながら、確かな学力を育成する。

・少人数指導担当教員、学習指導支援員、専科教員等によるティーム・ティーチングによる指導を通し、個に応じた指導の工夫に努める。また、繰り返しの学習を重視し、基礎・基本を徹底する。基礎学力の向上を図るとともに補充的な学習の徹底や発展的な学習指導資料等を積極的に取り入れ、児童の実態に即した授業を行う。

・児童の発想を大切にした指導の展開を図るとともに、個別指導やグループ別指導、繰り返し指導など指導方法や指導体制を工夫したり、主体的・協働的な学習を取り入れたりして、自ら考える力・自ら解決する力の育成に努める。

・体験的な活動、問題解決的な学習を多く取り入れ、主体的な学習態度や思考力、判断力、表現力等をはぐくみ、生涯を通じて学習を継続する意欲と態度を養う。また、言語活動を充実させることで、自分の考えを整理したり、相手に分かりやすく伝えたりすることのできる児童の育成を図る。

・運動の楽しさを味わわせ、主体的に運動に取り組み体力の向上を図るため、児童相互の学びを取り入れたり、都の体力テストの結果の分析を行い、重点課題を明確にして取り組んだりするなど、体育等の指導内容・方法の工夫や改善を図る。

・タブレット型ＰＣやＩＣＴ機器やソフトウェアを効果的に活用し分かる授業を実践し、児童の学習理解と学習意欲の向上を図る。特にタブレット型ＰＣの動画・写真機能を活用し、技能向上や調べ学習に積極的に活用する。そして、教材・教具の開発、整備等を進め、有効活用を目指す。

・学習内容の定着を確かなものにするために、習熟度に合わせた指導や個別指導を実施したり、東京ベーシックドリル（診断シート）を活用したりする。また、指導と評価の一体化に努める。 

【特別な教科道徳】

・教職員の指導力向上を図り、全教育活動を通して、自分のよさを生かし、人のために行動できる実践力を培うとともに、優しさ、素直さ、公平さ等を備えた心身ともに健康で豊かな心をもった児童の育成を図る。また、お互いを思いやり、尊重し、友情の尊さや生きることのすばらしさを考え感じ取れる児童を育てる。

・道徳の時間では、年間指導計画に基づき、計画的、発展的に授業を行い、教科書を中心にし、児童の実態に応じた資料や「東京都道徳教育教材集」、「わたしたちの道徳」を活用したり、指導法を工夫したりして、内面に根ざした道徳性を身に付けさせるとともに、確かな学力の向上につながる基本的な生活習慣や望ましい人間関係、規範意識の育成に努める。

・ボランティア活動や自然体験活動などの体験活動を生かし、勤労と責任を重んじる道徳的判断力及び道徳的実践力の一層の向上に努める。

・学校公開や道徳授業地区公開講座において道徳教育の意義を啓発するなど、家庭及び地域社会と連携した道徳教育の推進を図る。

【外国語・英語活動】

・第５・６学年において、年間５０時間の外国語、第３・４学年においては年間３５時間の英語活動を行い、「We  can」等を活用し、外国語を聞いたり、話したりする活動を通して、コミュニケーション能力の素地を養う。

・ＡＬＴとの実演的な学習を積極的に取り入れ、より実践的な活動を行うなど指導の充実を図るとともに、外国語や外国の生活や文化に関心をもたせる。

【総合的な学習の時間】

・全体計画に基づき、各教科等との関連を図りながら、年間指導計画に即して横断的・総合的な学習や探究的な学習を実施する。児童が自ら課題を設定し、課題解決に向けよく考え判断し探究できる力を伸ばしていく。そして、自分の生活や生き方に結び付けて考えられるようにする。さらに、学び方や比較する、分類する、関連付ける、類推するなどのものの見方や考え方を身に付けさせ、主体的、創造的に取り組む態度を育てる。

・タブレット型ＰＣを効果的に活用したり、校内ネットワークシステムやインターネットなどの情報手段を活用したりして、ICT機器の利点を生かしながら、問題の解決や探究活動に取り組み、情報を収集・整理・発信したり、情報と日常生活や社会について考えたりするなどの学習を進める。また、日常生活にも生かせるよう、発達段階に応じ、情報モラルを身に付けさせる。

・これまでの校内研究で積み上げられた学習実践の成果を生かし、積極的に地域人材・地域教材を活用して、地域の自然や歴史・文化、特に伝統工芸などについての体験的な活動やふれあいを通し、地域を知り、地域とかかわり、地域を語れる児童の育成を図る。 

【特別活動】

・年間を通して縦割り班活動（かがやき集会・全校遠足・児童集会・お別れ給食・読書活動など）を実践する。伝統的な取り組みと役割を意識しながら異年齢の児童との活発な交流を図り、豊かな人間関係や連帯感をはぐくむ。

・児童の自主的・実践的活動を重視し、学校生活や社会生活の向上を図り、社会奉仕の精神、公共のために尽くす心や態度を育てる。　

・特別活動全体計画に基づき、各教科等との関連を図り、望ましい集団活動を通して、確かな学力の向上につながるよりよい生活を築こうとする意欲や態度を育てる。

・学校行事、学級活動、児童会活動、クラブ活動等を通して、児童の意欲、自主性、個性の伸長を図るとともに、きまりや約束を守るなど集団の一員としての自覚や責任を重んじる児童を育てる。学級活動では、学級生活上の問題解決に向けて、計画的に話し合う力を育てる。

・外国人講師や海外生活経験者等を招き、外国の生活や文化・スポーツに触れるなどを体験したり、調べたりする活動を実施し、国際社会に対応できる児童の育成に努める。

・学校安全指導計画や危機管理マニュアル等に基づく、防犯・防災を含めた生活安全、交通安全、災害安全の指導を通して児童の安全意識や危機回避能力を高める。

学校保健感染症治癒証明書

新宿区では、学校保健安全法第19条により出席停止となったお子様に対し、治癒後、登校する際に学校保健感染症治癒証明書（登校許可書）の提出をお願いしています。
　この様式を印刷し、医療機関で作成してもらった上、学校へ提出してください。対象医療機関一覧はこちらです。