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学校だより


令和7年度 2月号

どの子にとっても居心地のよい学校 

副校長 藤田 寛樹

 

2月は東京都の「ふれあい月間」です。ふれあい月間では、いじめ・不登校・暴力などを未然に防止し、子どもたちの健全育成を目指します。本校でも、子どもたちが互いを思いやり、温かな関係を築くことを大切にしています。あいさつや励ましの言葉、友達のよさを見付けて伝える行動は、日々の学校生活をより豊かにします。小さな優しさが積み重なることで、教室や学校全体に安心感が広がります。ふれあいを通して、相手を理解し、自分の気持ちを大切にする心が育つよう、指導していきます。ご家庭でも(小さな)優しさを伝え合い、温かな関係を実感する双方向のやりとりを意識してみてください。

「互いに思いやること」について、改めて考える機会は多くないかもしれません。私は、富久の子どもたちを見ていて、優しい子が多いと感じており、互いに思いやることについて考える機会が何度かありました。

例えば、Bさんが、強い言葉でAさんを嫌な気持ちにさせる場面がありました。翌日、BさんがCさんとケンカして泣いていた時、AさんがBさんを慰めていました。私は、この2場面に偶然遭遇したので、「嫌なことを言われた子が、言った子を慰めている」と思ってしまいました。その翌日、Aさんに質問すると「泣いていてかわいそうだったから」とのことでした。私に見えたBさん(相手を嫌な気持ちにさせた人)ではなく、Aさんは別のBさんを知っていたのかもしれません。人は、良い面と良くない面の両面を持ち合わせており、どちらが多く現れているかによって見え方が違ってきます。日によって違うこともあります。好きなことや得意なことも人ぞれぞれです。その人らしさを受け入れつつ、その場で判断し、適切に行動することが、互いに思いやることの一つだと教えられた場面でした。

年齢を重ねると、それまでの経験を基に相手の立場や状況を考えて、自分の言動を選ぶようになります。相手のことを考えたつもりの言動が、逆に傷つけてしまうこともあり、なかなか難しいものです。

子どもたちは、友達と楽しく仲良くするために試行錯誤しています。どの子にとっても、安心で居心地のよい学校であるよう、教職員一丸となって取り組んでいきます。

 

令和7年度 学校だより2月号

(副校長 - 2026年02月02日 13:05:00 - /)



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