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学校だより


令和8年度 5月号

「勇気をもって前向きに生きる」

 

副校長 藤田 寛樹

 

新学期が始まって、1か月が経ちました。中休みや昼休みになると校庭から楽しそうな声が聞こえてきます。鬼ごっこ、固定施設やボールを使うなどして、様々な遊びを楽しんでいます。本校では、安全に遊べるように、校庭・体育館・中屋上・室内の使用を学年ごとに曜日指定しています。子どもたちは、体を動かして遊ぶ日と室内で静かに遊ぶ日を上手に使い分けて楽しんでいます。

 登校時はしっかりと雨が降った日の中休みのことです。小雨が霧雨に変わった数分後、2時間目終了のチャイムが鳴りました。ピロティに数人の子どもたちが集まってきます。「先生、雨が止んだから、いいですよね?」と聞いてきます。「いやー、降ってるね…」と返すと、「これは、止んでますよ」「これぐらいなら汗みたいなもんですよ。大丈夫です」とニコニコしながら数人が遊べる可能性を訴えてきます。お互いに落としどころが見えている楽しいやり取りです。話をしていると、一人一人の「外で遊べるかも」と思う理由が違っていることに気付きました。経験したことに基づいて考えている子、やってみたいことを主張する子など、様々です。

 子どもの行動を未熟と捉えるか、子どもが挑戦しようとしたことと捉えるかで、その後が大きく変わります。子どもたちは、初めての「もの」や「こと」に出合い、毎日学んでおり、教えてもらわないとできないこともありますが、自分で思いついたことを試してみたくなることもあります。そのため、社会や学校のきまりの範囲内で、かつ安全・健康が確保されるのであれば、子どもたちの学習活動を見守る指導も必要です。人から言われてやってみて上手くいかなかった場合は、不満が残ります。しかし、自分で仮説を立てて取り組んで失敗したことは、問題がどこにあったのか、どうすれば上手くいくのかと、次に生かそうとします。

  1年生を迎える会(4月20日)に向けて、計画委員会の子どもたちが何度も司会や出し物(富久レンジャー)の練習をしていました。本番では、富久レンジャーの自己紹介から決めポーズがピタッと決まり、会場は大盛り上がりです。練習しながら、去年よりも面白くするために、動き方や使う言葉を話し合いながら出し物を仕上げていったそうです。

学校経営方針にある、「失敗を恐れず、挑戦する。勇気をもって再度挑戦する。失敗は新たな力をつけるためのスタートライン。そのスタートラインにもう一度立つ勇気をもてるようにする。」に近づいている子どもたちの姿が見られた場面でした。

 

令和8年度 学校だより5月号

 

( - 2026年05月07日 08:52:00 - /)



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