2024年度
田植え体験
パルシステムの田植え体験プログラムに参加し、5年生は早くも田植え体験を行いました。1時間目には稲作の意義や育て方を学びました。これから自分たちが育てる稲のことということもあり、真剣に耳を傾けている子供が多くいました。
2時間目には、いよいよ田植え本番です。最初は泥の中に入ることを躊躇している子供もいましたが、一人が入り始めると次から次へと靴下を脱いで、楽しそうに田んぼに入っていきました。
上手く苗を泥に刺せず、浮いてしまっている班もありましたが、得意な子供がすべての田んぼを回って植えなおすなど助け合う姿も多くみらました。今後のお世話も頑張って取り組ませていきます。
メダカの飼育
6月は理科の学習で「めだか」の飼育を始めました。めだかは、エサが少ないと共食いをしたり、自分で産んだ卵を飲み込んだりしてしまうため、休み時間ごとに水槽のチェックを行わなければなりません。子供たちは、立派に育てるために時間があればお世話をしています。しかし、しっかりとお世話をしていても、一部のメダカが死んでしまうのは避けられません。その時は、自分たちの教材として命を使ってくれたことに感謝をするように指導しています。
授業では、メダカの卵を顕微鏡で観察して、卵の中で成長している姿を捉えることができました。初めて見るメダカの卵に興味津々で、とても意欲的に観察する姿を見ることができました。
7月は移動教室の様子をお届けしたいと思います。お楽しみにしてください。
女神湖移動教室
今年度から「移動教室」になったため、学習としての色が強い行事となりました。子ども達も、出発前からそのことを意識して準備を進めていました。
初日は楽しすぎて体調を崩す児童も出ていましたが、2日目からは集団生活にも慣れてきて行動が早くなったり、助け合いの姿がたくさん見られるようになりました。3日目になると疲れが濃く出てきた半面、自分たちの成長を実感しているような、自信に満ちた表情を見せてくれる子どもが多くいました。
集団生活での役割と責任を知り、人を動かす難しさを学ぶことができた移動教室になったようです。
学芸会
夏休み前から準備して臨んだ学芸会が無事終わりました。演技を極めようとする子や、そこまで熱が入らず楽しいことを優先してしまう子など様々な思いが交錯していたため、全体が一致団結するために多くの時間が必要でした。それでも、劇を良いものにしたいという思いをもった子供たちが熱心に声掛けをしていくうちに、全体の気持ちも少しずつ一つにまとまっていったように思います。
しかし、本当の意味で一つになったのは保護者鑑賞日の朝でした。前日の自分たちの劇のふがいなさに、朝早くから教室に上がり、「先生。朝の会の時間を自分たちに下さい。」と多くの子供達が言ってきました。時間がかかり、最後の最後になってしまいましたが学年が一つになる経験ができたのは大きな一歩であったと担任一同感じています。
また、学芸会は劇を完成させることが最終目標ではないとも子供たちに伝えています。出来を完成させるために自主的な活動を管理・運営し一人一人が役目を自覚して動けるようになることが目標です。
次は余丁町小学校「スポーツの日」が大きな行事としてあります。そこに向けてよりレベルアップした5年生になれるよう願っています。
余丁応援団
学芸会で感動を伝えられたと、大きな自信をつけて迎えた「スポーツの日」練習の初日。学芸会がうまくいったからこそ、保護者や他学年の期待も高くなっていることを伝えました。子供たちからは「今回もいい演技や走りを見せないと・・・」、「団体行動だから動きがずれないように練習しなきゃ。」など良い意味でプレッシャーを感じていました。また、学芸会では自分たちが本気になるまでに時間がかかり、当日の朝になって焦って自主練習を始めたことを反省として、時間を自分たちで作り出そうというめあても立てました。
団長・副団長を筆頭に、めあて通りに休み時間や放課後など時間を見つけては自主練習に励む姿が見られました。学級閉鎖というアクシデントがありましたが、本番前最後の一日で仕上げるんだという強い意志をもって練習に臨むことができ、保護者の皆様にも見ていただいた素晴らしい表現をすることができました。
5年生も残り半分を切りました。最高学年が着々と近づいてきていますので、意識付けができるようにこれからも指導していきます。
席書会
2025年をやる気に満ちた年にするために、自分の思いを込めた書初めを行いました。5年生は「新春の光」の4文字でしたが、特に自分の思いを込めたい一文字を選んで書くように話しました。光り輝く1年にしたい児童は「光」を、新たな気持ちで学習を頑張りたい児童は「新」を選ぶなど、思いを込めた字を書くことができました。ぜひご覧になってください。
6年生を送る会
6年生を送る会を無事に終えることができました。5年生にとっては6年生から余丁町小学校を託されて、自分たちが最高学年になるという大きな転換期になります。自分たちの出し物はもちろんのこと、6年生の出し物にも参加して、全校生徒に向けて自分たちが次期余丁町小学校のリーダーであると宣言しました。
会の後にも、5年生が主体となってお別れ給食・たてわり班遊び・解団式を企画しました。すべてが終わった後、学級に戻ってきた5年生の顔つきは朝とは別人のように感じました。全員がやり切った充実感と、次期リーダーとしての自覚を身に付けたように思います。家庭でもぜひ、6年生を送る会での活躍を聞いてあげてください。