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25年度学校だより

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3月号

心育てる教育を目指して

       

校長 貝ノ瀨 ひろ子

 

 玄関のさくら草が小さな蕾を膨らませ、雪柳の枯れた枝に緑の命の芽生えを感じる頃になると、卒業や次の年度の準備が始まります。平成25年度の学校経営も、保護者の皆様を始め多くの地域の皆様に支えていただきましたことを感謝申し上げます。校長として、これまでに経営の根底に据えていたことは、子どもたちの心育てる教育でした。また、心を育てるとともに、仲間と学び合うことや多くの人々とかかわって学んでいくという社会性のある学力を育むことも大事にしてきました。様々な場面での子どもたちの姿や言葉から感じることは、どの子にも共感する力が育ってきたということです。人の痛みや目に見えないものの価値に気付くことができるような、主体性をもった子どもを育てることこそが、教育の精神であると実践を通して感じています。

 さて、別紙で学校評価結果をお知らせしました。学校評価は次への一歩の礎と考え、生かしてまいります。自由記述では、13件のご意見をいただきました。①学校全体で取り組んでいる内容が伝わってこない②心に響くような深い学びの場になっていない③子どもが元気で仲間と学ぶ楽しさを教える学校に④いじめや体罰のない学校にというご意見でした。平成26年度は、どの子にも確実に基礎基本を身に付けさせること、自己肯定感を育む教育活動の工夫、そして、一人一人の子どもの成長を喜びとする開かれた学校を目指してまいります。次年度もよろしくお願いいたします。

( - 2014年03月10日 10:04:00 - /)




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