~ やすらぎと  にぎわいのまち  しんじゅく ~

学校長あいさつ

令和6年度「チーム牛込仲之」スタート

笑顔あふれる牛込仲之小学校を目指して

校長 早藤 基代孝 

 

 小学校生活へ期待に胸を膨らませた1年生50名を迎え、全校児童337名(12学級)で6年度がスタートしました。お子様のご入学・ご進級、おめでとうございます。

 さて、昨年5月に新型コロナウイルスが5類に移行したことに伴い、ようやくコロナ前のような教育活動や行事が復活し、昨年度は様々な行事等に保護者や地域の皆様にご来校いただくことができました。しかし、再開や復活した教育活動や行事は、教師にとっても子供達にとっても、その多くが初めての経験に等しかったため、コロナ前と同じようにはいかないことも多々ありました。

 そこで、本年度は昨年度の経験や反省を踏まえて、子供達の「笑顔」をより多く引き出すための工夫や改善を行っていきたいと思います。そして、保護者や地域の皆様から、より愛され、信頼される牛込仲之小学校となるよう、教職員一丸となって、全力で子供達の教育に当たっていきたいと思います。本年度もご支援・ご協力の程をよろしくお願い申し上げます。

 

 本年度の学校教育目標は、

○ 健康で明るい子          …[体]

○ よく考え、工夫してやりとげる子  …[知]

◎ 心やさしく思いやりのある子    …[徳]

 

です。これらのうち、本年度も3つ目の「心やさしく思いやりのある子」を重点目標として、様々な取り組みを行っていきたいと思います。

 コロナ渦の約3年間で、様々な制約から子供達は多くのストレスを受け、またマスク生活や友達同士のコミュニケーション不足が長かったことによって対人関係への不安や苦手意識をもった子が増えたように感じます。ですので、本年度は昨年に引き続き、「協働で学び合う学習」や「主体的に考えて行う活動」、「体験的な活動」などの機会を増やし、そのことによって、相手(友達、先生など)のよさに目を向けたり、人間関係をより深めたりできるようにしていきたいと思います。相手の気持ちを理解し、相手の立場に立って物事を考え行動できるようになることで、「心やさしく思いやりのある子」の目標が達成できると考えます。

 ご家庭や地域における子供達へのしつけや指導の場面においても、学習や運動ばかりでなく、ぜひ「心の教育」の大切さも意識しながら、子供達への声掛けや励まし、賞賛をよろしくお願いいたします。

 

(令和6年度 学校だより 4月号 より)