四谷小学校

校長あいさつ  「地域と共に歩む地域協働学校」

校長  石井 正広

 

 

    四谷小学校は、平成19年にそれぞれ100年以上の歴史を誇った旧四谷第一小学校、四谷第三小学校、四谷第四小学校が統合して創立された「統合新校」であり、本年度は開校19年目を迎えます。3校の歴史と伝統、あふれるエネルギーを引け継いだ清新な21世紀型の校舎です。迎賓館の近くに位置し、教育熱心な保護者・PTA・地域に支えられて日々充実した教育活動を行っています。

 また、新宿区指定の「地域協働学校」として15年目となりました。月1回の学校運営協議会のもと、スマイルクラブ(保護者・地域サポーター)による教育活動を一層充実し、活動の「見える化」を推進します。
 四谷小では、
①子どもたちにとって「安心して自己実現ができる学校」
②保護者や地域にとって「信頼して協力できる学校」
③ 教職員にとって「協働して教育実践できる学校」
づくりに向けて、教職員一同が力を合わせて教育活動の推進に努めています。
 そして、「よい子」「つよい子「やさしい子」の合い言葉のもと、日々の教育活動を通して、教育目標に掲げた
○ 自ら学び、よく考える子
○ 豊かな心をもち、思いやりのある子
○ 最後までやりぬく、たくましい子
を育てる教育活動を行っています。

    令和3年度から一人一台のタブレット端末が貸与され、GIGAスクール構想がスタートしています。教師と子供の活用力が向上し、様々な場面で使ってみる段階から、効果的に教師も児童も活用していく段階にすすんでいます。さらに効果的な活用の日常化をすすめ、個別最適な学びと協働的な学びの一体化を目指していきます。

   また、四谷小学校では、令和元年度・2年度に国立教育政策研究所教育課程研究指定校(小学校社会科)として、令和3年度からは、国立教育政策研究所教育課程実践検証協力校として、小学校社会科の指導方法や学習評価の研究を進めてきました。令和5年11月に全国小学校社会科研究協議会研究大会(東京大会)の第一会場として社会科の授業公開及び研究発表をしたところです。これまでの成果を継続し、教職員が協働して「自分発ーみんな経由ー自分行き」の授業づくりについて取組をすすめ、子供たちの学びに向かう力を高めてまいります。

 さらに、本年度は、新宿区教育委員会教区課題研究モデル校として、就学前教育との連携・接続を目指した「架け橋カリキュラム」の開発に取り組んでいます。

   現在、児童数増加のために余裕教室がない状況です。令和7年8月に完成予定の増築校舎の工事の影響で5月から8月にかけて校庭が使えなることから、中休みと昼休みを2部制にして、校庭や体育館で遊ぶ時間を確保したり、コモレ四谷のスポーツスクエアーや外濠公園も活用して体育やクラブの活動場所を確保しています。様々な制限はありますが、みんなで知恵を出し合い、協力し合い、互いに思い合って令和7年度の学校生活を創ってまいります。

 今年度も本校の教育活動にご理解、ご協力くださいますよう、よろしくお願いいたします。

                                        四谷小学校長 石井正広

 

 


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