●国際理解室の主な事業
・ 日本語初期指導
・ 日本語学習支援
・ 外国籍等の中学生に対する進学支援
・ 「総合的な学習の時間」への授業協力・外国籍児童等への支援
●日本語初期指導
外国等から編(転)入学した区立幼稚園児、区立学校児童・生徒を対象に、日本語の指導及び日本の学校(園)生活への円滑な適応を支援しています。
A 個別指導(学校及び幼稚園における初期指導)
学校及び幼稚園において、外国語を母語とする幼稚園児・児童・生徒を対象に、母語を使って日本語を指導することのできる指導員(以下「日本語サポート指導員」という)により個別に日本語の初期指導を行います。
・ 指導時間は1日2~4時間を基本とし、週に2~5日程度とします。
・ 対象言語は、必要とする言語になります。
・ 対象幼稚園児・児童・生徒の指導時数は下記の通りです。
幼稚園児、小学1・2年生・・・・50時間 ・小学3年生以上、中学生・・・・70時間
〇 延長指導
個別指導においては、日本語の達成状況により30時間を上限として延長指導を受けることができます。
※ 幼稚園児は延長指導は受けられません。
〇 進学時再指導
「幼稚園で日本語初期指導を受けた者が小学校」及び「小学校で日本語初期指導を受けた者が中学校」へ進学し日本語の初期指導が必要な場合は、30時間を上限に再指導を受けることができます。
〇 日本語達成状況の把握 (DLAテスト)
小学3年生~6年生及び中学生においては、「個別指導」終了時に「DLAテスト」を実施し、個々の日本語の達成状況を把握し、指導の充実を図ります。
B 集中指導(教育センターでの初期指導)
教育センターに児童・生徒が通所し、日本語の初期指導を行います。
・ 指導時間は1日3時間(9時~12時)を基本とし、連続10日間30時間程度とします。
・ 対象言語は、韓国語及び中国語
・ 小学生については、保護者等の引率をお願いします。
主に韓国語及び中国語を母語とする編(転)入学した児童・生徒で日本語の初期指導が必要な者
を対象に、日本語の初期指導を行います。
●日本語初期指導の流れ
●令和5年度 日本語初期指導実施状況
令和5年度に日本語初期指導を受けた園児・児童・生徒の数は下記の通りです。
●通訳派遣
保護者会、個人面談や入学時の説明会等、学校と保護者との意思の疎通を図ることができるよう、学校からの依頼を受け通訳を派遣します。
●令和5年度 通訳派遣状況
令和5年度に通訳を派遣した数は下記の通りです。
●日本語学習支援
1 目 的
外国等から編(転)入学した区立学校の児童・生徒を対象に、放課後等を利用し、日本語による教
科指導及びこれに必要な日本語学習の指導を実施し、確かな学力の定着を支援します。
2 対 象
日本語による日常会話がある程度理解でき、日本語での個別の学習支援を希望する小・中学生
3 内 容
① 放課後等、各学校に日本語学習支援員を週2~3日程度派遣し、日本語による教科指導及びこ
れに必要な日本語学習の指導を実施します。
② 教科指導は国語、算数・数学、社会を基本とします。
③ 指導時数は、1日2時間を基本とし、70回(140時間)を上限とします。
④ 中学3年生については、すでに日本語学習支援を終了した者も進学対策として、再度支援を70
回受けることができます。
●外国籍等の中学生に対する進学支援
1 目 的
外国等から編(転)入学した外国籍等の区立中学校3年生に対する、母語と学習習熟度に応じた5
教科(国語・数学・理科・社会・英語)の学習指導及び進学支援も行います。
2 対 象
外国籍等の原則中学3年生で日常会話はできても学年相当の学習言語が不足し、学習活動に支
障が生じており、母語での個別指導・進学支援を希望し、保護者の同意がある生徒(15名程度)
3 内 容
原則として週1回2時間(午後6時30分~8時30分)とし、教育センターを会場に年35回実
施します。
●「総合的な学習の時間」への授業協力・外国籍児童等への支援
・国際理解教育、環境教育等の授業協力
・学校(園)が作成する「学校(園)だより」等の連絡文書翻訳
■国際理解室へのお問い合わせ
〒169-0072
新宿区大久保3-1-2
(新宿コズミックセンター内 教育センター6階)
TEL 03-3232-3070