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「学校だより」より

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みのりのあき、心もからだじゅうじつ

ふく校長こうちょう 吉成よしなり 美紀みき

 んだあおぞらあきかんじさせ、かぜがさわやかなせつとなりました。せんじつは、あめようだったほうごとくつがえし、あおぞらのもとでしゅううんどうかいおこなうことができました。しゃみなさまいきみなさま、ごらいひんわせてべ500めいじょうかたにごらいこういただきました。あさはやくからたくさんのかたがたどもたちのおうえんをしていただきました。ありがとうございました。としねっせんひろげられ、どもたちひとひとが、それぞれのめんせいいっぱいかつどうしていました。へいかいしきでは、どのちからったさわやかなひょうじょうがありました。
 また、じつがっこうこうかいどうとくじゅぎょうこうかいこうにもたくさんのしゃいきみなさまにごらいこういただきました。どうとくじゅぎょうこうかいこうでは、ぜんがくねんどうとくじゅぎょうこうかいの後、明星大学教育学部教授 おおはらりゅういちせんせいこうえんかいおこない、「これからのどうとくきょういく」というテーマでおはなしをしていただきました。

~これからのどうとくきょういく、でも、どうとくきょういくいままでもこれからもわらないもの~

○ならぬものはならぬもの

どもにとってのどうとくきょういくはじめのせんせいおやであり、にちじょうていにおいてのこえけがどうとくそのものであるとのことでした。「あいさつしなさい」「やくそくまもりなさい」「なかくしなさい」「ひとにはしんせつにしなさい」などです。どもせいちょうにしていくにつれ、しゅう大人おとながっこうせんせいどうとくせんせいになっていき、さいしゅうてきどうとくせんせいぶんになる。つまり、どもたちはりつし、りつしていくのです。しかしながら、そのせいちょうていおしえていかなければいけないことがあります。やるべきことはやる。やってはいけないことはやらない。あいはんじゅうおきてにあるように「ならぬことはならぬもの」です。このじゅんどもあたえなければならない。そして、わたしたちしんじゅんを与えられる大人おとなにならなければいけないのです。

たいけんこころそだ

 おもいやられたけいけんがないとおもいやりがどんなことなのかかいすることができない。はんたいおもいやられたたいけんをたくさんもつとおもいやりのふかひとになるということです。また、かべえるけいけんなくしてたくましい子供はそだたないとかんがえられます。どもまえかべがあるときしてげ、ともするとかべのぞこうとさえしてしまうことがあります。でも、そのかべぶんえるけいけんをしたときおおきなものをられるはずです。わたしたちは、どもまもりそっとはげましたりしたからささえたりしながら「ぶんえられた」というたっせいかんあじわわせたいものです。
こうえんわりに、5ねんせいじゅぎょうがくしゅうした「かぜのでんわ」というきょうざいかせていただきました。いわけんにある「かぜでん」をもとにしたほんからのおはなしで、「これからをきるよろこび」をかんがえるきょうざいです。

かぜのでんわ

やまうえに1だいでんがおいてありました。だれがおいたのかわかりません。
でんはつながっていませんが、いつもぴかぴかにみがかれています。
このでんは『もうえなくなったひとに、じぶんのおもいをつたえると、かならずそのひとにとどく…。』とわれています。
きょうもひとり、やまをのぼってきました。たぬきのぼうやです。……。

あたたかいをバックにおはなしすすみます。さいに、へんがくるはずのないでんはじめ、じゅをとるとかぞえきれないほしそらかがやします。もうえないたいせつひとが「でんわありがとう…ありがとう…」とっているように。ゆったりとしたかたりをきながら、わたししんがもううことのかなわないたいせつひとへのおもいにひたるかんをもつことができました。「どうとくかんは、しゅうに1こころをクリーニングさせるかんですよ。」とおしえていただきました。がっこうでは、どもたちひとひとこころたがやし、ふかめるどうとくかんたいせつにしていきたいとかんがえます。さらに、どうとくきょういくになとしてのごていいきれんけいしながらどうとくきょういくすすめていきたいとおもいます。こんともみなさまのごきょうりょくをおねがいいたします。



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