学校敷地内の紫陽花が色とりどりに咲き誇っています。湿度の高い日が続いていますが、子どもたちは自分で考えながら衣服の調整や水分補給を行い、元気に過ごしています。
さて、新型コロナウイルスの感染状況により、授業の在り方だけではなく、学校行事の計画も行事ごとに対応を迫られています。まん延防止等重点措置と緊急事態宣言が発出されているときでは対応が変わります。中止にするのか延期にするのか、感染防止を徹底した上で実施するのか、毎回悩ましいところですし、中止になったときの子どもたちの残念がる表情にはつらい気持ちになります。今年度は、できる限り方法を工夫して、子どもたちの豊かな学びにつなげたいと考えています。
例えば、「1年生を迎える会」は、ビデオを活用して行いました。昨年度の代表委員が司会となり、6年生が1年生にプレゼントを渡した様子と1年生の自己紹介を録画して放送しました。全学年がそれぞれの教室でビデオを視聴し、1年生の顔と名前を覚えようとがんばりました。
また、6月19日(土)に予定している「つるまき小まつり」は保護者・地域の皆様への公開を中止し、子どもたちだけでの実施としました。子どもたちも、一昨年度までのように自由にお店を回るのではなく、数人のメンバーで指定されたお店に遊びにいきます。時間を決めて、一つずつお店を移動し、全部のお店を回る仕組みです。前半と後半でお店番とお客さんを交代するので、いろいろな体験ができます。保護者・地域の皆様には、その様子をご覧いただけず申し訳ありませんが、子どもたちの活動を安全に成立させるために、ご理解いただけるとありがたいです。
今後、運動会や学芸会もそのときの感染状況により開催方法を工夫してまいりますので、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。