全国の感染拡大がより厳しい状況となってしまいました。2学期が始まったことで、校内で子ども同士の感染も心配されます。気持ちを引き締めて、これまでの感染防止対策を見直し、改めて意識を高めるようにしたいと思います。本人やご家族に体調不良がありましたら、登校を控えていただくことも引き続きよろしくお願いいたします。
さて、5月に子どもたち全員にタブレットを貸与しました。ドリル学習や実験の記録、意見交換や紹介文の作成、作曲にプログラミングなど授業や家庭学習での活用方法を試行しています。
一方、重いタブレットをランドセルに入れて毎日往復するのは、小学生にとってたいへんなことです。学校に置いておける物はできる限り置いておくように計画しています。また、タブレットのアプリになかなか接続できず、学習に取りかかれない姿も見られ、区が改善に当たっています。紙と鉛筆を使った学習も大切なので、タブレット活用とのバランスも模索しています。視力の低下を心配する声も聞かれますので、目を休めることも習慣化していきたいです。
様々な課題もありますが、近い将来到来するSociety5.0の社会を生きていく子どもたちにとって、世界中の人々と共生し発展し持続していくためには、必要な学びと感じています。AIに使われるのではなくAIを使いこなし、豊かな人生や社会を自ら創りだす大人になるための素地を培っていくことが求められています。
ご家庭でも子どもたちと一緒にタブレットを活用していただきたいと思います。紙と鉛筆とタブレットを文房具として活用し、自分に合った学習方法を見いだし、予測不可能な未来社会を自立的に生きる子どもたちを共に育てていきましょう。
ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
※Society5.0のイメージを表現した動画のサイトです。よろしければ、ご覧ください。