image

グーグルフォント

「学校だより」より


ゆきかきごと」にかんしゃをこめて

ふくこうちょう つか さと


こんげつふゆやすさいあさは、ぜんじつせきせつけ、どうところどころこおっていました。しんがっどもたちがはつとうこうするでなくてよかったとむねをなでおろしながらしゅっきんしました。  
すると、がっこうちかづくにつれ、めんかわいていました。すでにゆきかきがんでいたからです。いきみなさまほんこうきょうしょくいんが、ゆきこおまえゆきかきをしてくれていたのです。とてもありがたかんじるとともに、「ゆきかきごと」ということおもしました。それは、だいがくきょうじゅうちたつるさんのちょしょにあったことで、「まわりのひとにささやかなおくものをすることをたいせつにするかた」のれいとしてげられています。

image


あさはやして、きんじょのみんながらないうちに、ゆきをすくってみちばたにせておくだけです。したひとびとがそのみちあるいているときにはゆきかきをしたひとはもう姿すがたしている。だから、だれがそれをしたか、みんなはらないし、とうぜんかんしゃされるかいもない。でも、このひとゆきかきをしておかなかったら、ゆきこおいて、そこをあるひとなかにはころんであしくびをくじいたひとがいたかもしれない。そういうごとをきちんとやるひとしゃかいようしょようしょにいないとなかまわってゆかない。」(「りゅうこう」よりいんよう


どもたちがおとになるころには、しゃかい便べんはってんし、ゆきかきごとはなくなっているかもしれません。しかし、らいになどもたちには、ほかひとおもいやり、ひとやくちたいというおもいをもってこうどうできるひとせいちょうしてほしいとねがいます。だれかのためにというおもいは、こころつよくし、じんせいゆたかにしてくれるものだとおもいます。
つるまき」のには、「どもたちのために」と、あたたかくこえをかけたりこころよじんりょくしてくださったりするしゃいきみなさまおおぜいいらっしゃいます。どもたちが、しゅうひと々にあたたかくささえられてきていることにき、かんしゃし、だれかのためにやくちたいというおもいもってせいちょうしていけるよう、きょういくかつどうふうじゅうじつさせていきたいとおもいます。
げんとうなかさくらかたつぼみすこしずつふくらませています。コロナつづきますが、どもたちが、しゃいきひとまもりのなかで、すこやかにそだっていることにかんしゃいたします。
子どもたちが、しょうらい、それぞれにまんかいはなかせるためにこころかてたくわえていくことができるよう、これからもごていいきみなさまとともにえんしていきたいとおもいます。








2022年度2月1日


「学校だより」より記事リスト

2022年度

4月

5月

6月

7月

 

 

2021年度

1月

2月

3月